エンディング見たぞー。
ムービーだけ見たからかそういうものか、まったくわからなかったw
エンディングの感想というよりは、エンディング後の妄想。
エンディング前提で行くのでこの先は強烈なネタバレ。
シンクが泣き出した時にすーっと全員がよってきたのはとてもよかったね。
死の恐怖を知り、戦いがない未来のことを考えながら、死ぬ。でもみんな一緒。
やっぱり悲しい。生きて、いろんなことを楽しんで欲しい。
だからそんなことを考える。
*****
手を重ね、互いに支え合うように体を寄せ、12人はいた。
朱のマントは引き裂かれ、髪は血に濡れていた。
しかし、静かに笑みを浮かべているようにも見えた。
「みんな…!」
レムがかけよる。
そばに座り、一人の手をそっと握った。
手の甲に涙が落ちる。
レムは祈るように目を閉じた。
マキナは動けずにいた。
ぼんやりと一人一人を見つめる。
様々な後悔。
胸がざわめく。
人の、仲間の死とは、こういうものなのか。
受け入れる覚悟を決めようとしたとき。
「マキナ、こっちへ来て!」
レムの隣で膝をつくと、レムが握っていた手を、手渡された。
「ずっと握っていると、なんだかあったかくなってくるような気がするの。マキナも握って。」
それは自分の体温では…とも思うが、レムのまっすぐな瞳に押され、同じように手を握り、目を瞑る。
どれくらいの時間、そうしていたのだろうか。
少しずつ手があたたかくなっていくような錯覚を覚え、握っている手が死人のものか生きている人のものかわからなくなったころ。
ぱちっと。
12人の目が同時に、開いた。
「生きてる…?」「生きてるよ、わたしたち」「…痛くないか」「大丈夫です…」
マキナとレムも目を開き、12人と目を合わせる。
「マキナん、レムっち、おかえり~」
シンクがへらっとゆるく笑い。
「みんな…」「おかえり…」
マキナとレムが涙まじりに応えた。
奇跡は起きたりしない。
あるとすれば、それは魔女のきまぐれにすぎない。
ーー六億を超える螺旋の果て
ーー閉じた環がひとつくらいあってもまぁいいでしょう。
魔女はキセルの煙を吐き出すと、“閉じた環”から消えた。
*****
このあと、クリスタルの力が弱まってるみたいで魔法が使えないの。0組のみんなは使えるかな。とか言われて試すけど、マザーの干渉がなくなっているので使えない。
もしかしてマザーは死んでしまったのではと思い至り、死や痛みにたいして敏感になっているシンクと、重度のマザコンのケイトが泣きじゃくる。
エンディングの通りマキナががんばりだして、ナギたちの協力を得ながら候補生を徐々にまとめだす。
0組のみんなは、(0組に限らず生き残った人みんなだけど)残っていたクリスタリウムの書物で戦闘以外の知識をつけだす。念願の。
マザーと一緒に白虎や蒼龍に行くーはどっちも叶わないけれど。
魔法のない試行錯誤の生活の中でもいろいろ吸収して行く。
トレイとシンク、キングとサイスがくっつく。ナインとクイーンはくっつかないけどコンビとみなされる。クイーンとかデュースが好みだったジャックは内心残念がる。
ペア妄想は別記事たててしよ。