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2009年8月31日 8月31日 出社 - 繭雑玉記

8月31日 出社

2009年8月31日 22:27 | 【家庭

「今日の私の仕事は、忌引きについて調べること」

なんとなく気分が沈んでいる。

いつもどおり早くについた。
まずは社内イントラで忌引きについて調べる。祖父母の場合は4日以内の有給休暇がとれるらしい。

課長の元へ行く。どんな風に話を切り出せば良いのかわからなかった。
「あの、ちょっと聞いてもらえますか」
課長が振り返る。
「祖父が亡くなりまして......」
「今!?」
「昨晩なのですが」
「今日なんで来たの?!」
ずいぶんと心配していただいた。このときの私はまだまだ自分のよく知らない人が亡くなったという認識にすぎないので逆に戸惑った。

お休みをとるのに申請が要るらしい。それは課長がやってくださるとのことで、必要事項だけ伺った。
 【故人】名前、ふりがな、本人(私)との続柄
 【喪主】名前、ふりがな、故人との続柄
 【死亡日】
 【通夜】日時、場所、住所、電話番号
 【告別式】日時、場所、住所、電話番号
 【葬儀社】連絡先(電話番号)
福利厚生で弔電と供花がいただけるらしい。良くわからないが従おうと思った。

まだ母は出発しておらず、通夜や告別式の予定は未定であった。決まっていないことだらけだ。
ところで私は、故人の名前がわからなかった。
母の母の名前も、母の兄の名前も、この日初めて知ったのであった。

食堂の窓から外の様子が良く見えた。風が吹き荒れている。木々は大きく揺れ、雨粒が飛び散るように降り注ぐのが怖く感じられた。
飛行機が無事飛ぶのか心配だった。朝からJALのページを眺め、定期的に更新ボタンを押す。
母は予定の飛行機に乗り損ねたそうだ。空席がなかったらしい。前夜に座席予約してあげなかったことを私は後悔した。
母の飛行機が無事に到着するか、JALのページを見ていた。

母は父に連絡する。母の携帯の電池は壊れているも同然の状態だったので、私は父とだけ連絡を取っていた。
母が無事徳島についても、話は発展しない。

夕方、課長が「香典」といって私に封筒を持たせた。厚い。
課長・部長陣かららしい。部として、訃報があった場合には香典を出すようにしているらしい。
私はよくわからないままに受け取った。

受け取った後は打ち合わせに出席。終了後にややあせりだす。父にこのようなメールを送った。
『さっき、部の上司の方々から香典をいた出して。とりあえず受け取っちゃったんだけど、今日退社までにしなきゃいけないことある? 常識の問題だと思うけど常識ないもので......』
後日、香典返しとして半額相当返すらしい。

実家のほうは本当に全く決まらないらしい。
お通夜や告別式が3日4日などになりそうだった。
「もしかしたら明日出社するかもしれないです」と課長に伝えるとひどく驚かれた。
「胸を張って4日間休んでいいんだよ!? そばにいってあげなくていいの?」
実家と微妙な関係だと伝え、家にいてもやることがないし...と言葉を濁した。
今週は私がいなくても仕事が回るようになっていた。

とりあえず定時で帰った。